夜叉ケ池とは
-1日3度必ず鐘を鳴らさなければ夜叉ヶ池から津波が起こって村も里も水底に沈む-今となっては信憑性が薄れ村人達は相手にしないこの言伝えを唯一人信じ、身寄りの無い百合を守るため鐘撞きになった晃。
一方、その夜叉ヶ池の主・白雪は人間と交わした鐘の約束よりも白山の若君に日々思いを焦がす。そんな折、長引く旱に堪り兼ねた村人達は雨乞いの生け贄にと村一番の美女百合を担ぎ出す。
百鬼夜行の如く様々な妖怪達も登場するこの大正期の幻想的な鏡花作品。今回初めて内藤戯曲から離れる万ユニットがどう現代に蘇らせるのか。
幻想性を昇華させた未曾有の妖怪達の跳梁跋扈が展開されるのか?それとも予想だにできない荒谷演出の新解釈が炸裂か??はたまた愛の物語への邁進か???