現在、200人程度のキャパシティーを持つ小劇場不足が関西小劇場界の大きな課題となっておりますが、その状況の中、演劇人の意識を問われているのだと認識した方がヨロシイ。「そのうち誰かが作ってくれる」「誰かが何とかするでしょう」「私達は無力だから」と蚊帳の外を決め込むのは簡単だろうが、演劇の現場にいる者の意識がその程度ならば、誰かのフンドシを借りねば相撲を取れないママゴトとお考えになった方が良い。人気と経済と世渡りの道具のみに演劇を御利用下さい。例え今はママゴトでも意識と志しは高く持つ、そんな方々の協力を必要としています。
 金と人気は俺も欲しい。当たり前である。しかし、それだけでは不足だ。もっと欲しいものがある。もっと目指す何かが演劇にはある。野球もボクシングもサッカーも・・・。スポーツも学問も芸術も、文明の全てはそれであって、人が生きると言うことはそういうことだと思うのであります。
僕等がやらねば、小劇場はどこへ行く?それを愛する観客はどこへ行けば良い?僕等にはやらねばならぬことがあると思う。
1980年旗揚げ。「現代演劇は、作品の発表の先に何を見る?」が、南河内万歳一座のテーマ。新しいスタイル、表現、作品の発表だけではなく、劇団という演劇集団の活動とは何かを捜す。
演劇集団よろずや
劇団としては、旗揚げからこれまでの9年間、倉庫を転々としてきたので、非常に助かります。
現在、劇場閉鎖などの暗いニュースばかりが続いていますが、「ウルトラマーケット」には、ポストOMS的役割を果たすことが出来る可能性を持つ空間であると認識しています。将来的に、「ウルトラマーケット」を拠点として活動していけるよう、自分に出来ることは尽力していきたいと思います。この新たな空間の誕生を通じて、「関西小劇場は元気だぞ」というところを、若手の一人として示すことができればと考えています。
寺田夢酔(代表)
1995年旗揚げ。関西の若手劇団ではほとんど見られない「評伝劇」というジャンルをレパートリーにしている。番外公演も積極的に行い観客動員数を伸ばしている。
クロムモリブデン
相次ぐ劇場閉鎖で危惧していたのが「集う」場所の減少です。まず今回倉庫として利用するだけでも、多種多様な劇団がこの場所に集まることにより、芝居の種類は違えども「舞台表現」というもので高い志を持った劇団が揃っています。「集う」場所があることで、きっと知識を高め合い、情報を交換し合える
ことが出来るはずです。これから劇場として機能出来るようになればそれはさらに高まることでしょう。もちろんゼロから始めるというのは本当に力のいることですが、そのスタートに立ち会えたことを嬉しく思います。
1989年旗揚げ。「トランス・ナンセンス・バイオレンス」をテーマにし、近年はパフォーマンスを多様したスタイリッシュ・コメディとしても人気。
劇団Ugly duckling
関西小劇場の閉鎖が相継ぐ中、何かを待っているだけでは駄目だと思っていました。自分たちから動かなければ何も始まらないと思っていました。
初めてこの大阪城ホール内倉庫をみた時ワクワクしました。
倉庫空間としてはもちろんのこと、ここが大阪演劇界の実験的な空間として可能になるならば、どんなに素敵なことだろうかと。胸騒ぎが止まりません。
若手劇団として今、がんばる時です。
1995年旗揚げ。独特の言語感覚による奇想天外な劇世界を創り出し、現在関西若手劇団の中でも実力派として成長しつつある。