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――お互いの共通点と相違点は?

平田 内藤さんと会ったときに毎回話すんだけど、一番の共通点は「集団」ってことだと思いますよ。半分プロデュース団体みたいになる劇団も多いなかで、ここまであまり多くの客演もとらずに少人数でやっていて、何を好き好んでこんなにやってきたのかっていうところがありながら(笑)、集団でしかできないことをやってきましたから。

内藤 それに、お互い非常な身近なところから発想して、ホンを書いているというところが、すごく理解できる。かけ離れたところからスタートせずに、非常に自分の身近なところに出発点がある。僕の書くオープニングなんか「なんだこれ?」っていう実際にありえないところから入っているところがあるけど、その発想の出発点は身近なところにあるんだよね。その辺は、平田くんのホンを読んでいても全然違和感がないんですよ。でも平田くんの場合は押し留めていたり、発散しないことで起こりうる劇的な感情や身体や空間が圧縮されたというか、外に向かおうとするものを外に発散せず、解消せずに、内側へ向けていくことで濃密にしていくという作業。対して僕の場合は、膨らんじゃったものをどう破裂させるかの作業(笑)という感じかな。平田くんの作品は、登場人物が抱えているものを破裂させようという意識はあまりない。僕は破裂の連発をするんだけど、破裂しても破裂しても破裂しきらないという形だから。どんどん圧縮していくのと、どんどん発散させていくのと、逆方向に行っているけど、実は同じようなもんなんだよね。

平田 でも『青木さん家の奥さん』は、解消されないですよね(笑)。

内藤 されないね(笑)。

平田 今回はその「解消されなさ」を、ますます解消されないようにして、「これ、永遠に続くのか?」という感じを出したいと思っています。