TOP

万歳WEB予約

出演・スタッフ

大阪公演

北九州公演

東京公演

チラシ

記者会見

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南河内万歳一座「似世物小屋」記者会見


内藤どうもお忙しいところありがとうございます。
今回は東京から深沢敦さんに客演いただきまして、あっちゃんとは古いですね。
一緒に舞台をやる前から下北沢や新宿の居酒屋でお会いしていまして、数年前「4×4」という音楽劇で、仲道さんとチェロの古川くんのデュオのソナタの作品にセリフをつけるということをしまして、非常に楽しい稽古になりまして、それ以来いつか一緒にやりましょうという話になってまして、この度は来ていただくことになりました。

深沢:どうも深沢敦です。はじめての大阪に滞在しながらの稽古ということで、僕がこっちに入ったのが先月の29日くらいなんですけど、その前には全然一枚もいただいてなくて、何の役かもわからず男の役をやるのか女の役をやるのかもわからず大阪入りしたんですけれども、できてきた数枚の台本には、イズミってカタカナで書いてあったので、これは女かなと思って、一度東京に戻ることがあったんで僕の入る衣裳とかなかなかないんで、その時にだいたいこの役はこんな感じだろうなって、衣裳とかつらを東京から持って来て、女の役ってこともわかったので、大阪初日なのにどうするつもりだったんだよ君はって感じで、メイク道具も東京から送って間に合いましたので初日に美しい姿を見せられると思います。

作品について

内藤:はいはい。その内容ですけどね、似世物小屋は再演になるんですが、こうやって深沢敦さんに客演していただくこともあり、ちゃんと深沢さんが大活躍というように直したいなと思いまして、そう思って書き直したらほとんど新作になってしまいました。
ちょっとしか前の作品の面影がないということになってしまったんですが、行列のお芝居だったんです。前回が。今回も行列のお芝居だということは間違いありません。大勢のひとが行列に並んでおりまして、その行列が何の行列だかわからなくなってくる、で、自分の目的と違う行列に並んでしまったかも知れないと思いながらも、長く並んだので列から離れる訳にもいかず、なし崩しに行列の先へ先へと進んで行くという話なんです。
 その中でその行列の先頭にいるのはイズミという主人公なんですが、前が空いたので先へ進もうとしたり立ち止まったりしながら、後ろを引き連れて行くんですが、ある時はイズミが書いている小説の文章で文字の先頭にイズミのペン先があるということですね。そしてある時まで書いてみたら行き詰まってそこで悩み、ハッと何かを思いつきまた書いていく。それによって行列がどこに行くのかどんどん変化して行くとも見えますし、その行列が、舞台のセットが夥しい服達がかかっているというセットで、それをいわゆる文字達がダンゴになってるとか都会の雑踏であるとか、もしくは夥しい人達の行列だとかそういうふうに見立ててお芝居は進んで行くんですが、その中で雑踏で手紙を落とした人がいて、その持ち主に手紙を届けようと思ったら、その背中を見失いその先にあった行列に紛れ込んでしまった。
 これまたえっちゃんという女性なんですがその手紙の持ち主が誰なのか見失ったので手掛かりを捜そうとちょっとその手紙を開けて中を読んじゃうのね。全部読まないんだけど。それによって手紙の中に在る文字の行列といいますか、言葉の行列に迷い込んでしまって、ハッと気がつくと元々あった行列が手紙の中になってしまったり、そしてハタマタそれぞれ行列に並んでる一人一人を思えば自分が生きてきた過去達の先頭に今というものがあって、そこに自分が立っている訳ですから、そうすると過去を引き連れた先頭にいる自分、過去の行列を引き連れてると、そういう風にもその行列が見えてきて、さてこの行列がどこに行き着くのかと、というような構造自体が重複して発展して行くというようなお話になってます。とにかく行列の芝居で、行列が人の人生や手紙の中へ迷い込むというお話でございます。

 

   次へ→