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南河内万歳一座「肥満男」記者会見


  作品について

今回の『肥満男』はですね、えー、あの、最近よく考えるのは、えっと、何か始まりがあって、必ず終わりがあってですね、そして、その始まりと終わりの間に現在があるということを考えるわけです。

えーっとそれは、つまりその、地震が来てしまったりとかですね、原発がボンッといってしまったりする現在に立つと、どうしてもみんな、その始まりと終わりを考えるわけです。
だけど、自分自身のことを考えると、まあ、こうやって世の中に生まれ出でたわけですが、自分がいつ始まったかということに関しては自覚的ではないですね。気がついたら始まっていたという感じかな、私は。いつの間にか始まっていたなあ、という感じですけど。そんで、いつ終わるのかもわからないけれども、まあ、こういう現在にいるということだけは確かだということですね。

そして、こういう現在に、どうしてなったかっていうと、過去においていろんな始まりや終わりを思い浮かべるんですが、ただそれも、意図的に始めて意図的に終わったということがあまりなくて、始まっちゃったものがあって、終わっちゃったものがあったという繰り返しで、現在こんなになっちゃった、みたいなことなんですね。
まあ、そうすると、世の中そんなことなのかなあ、というようことを、考えるわけです。そうすると、始まりもよくわからないし、終わりもよくわからないって、象徴的なのは何かなあ。その間に、象徴的な現在があるっていうのはわかりやすいのは何かなあってことを考えると、ダイエットなんですね、ええ 。

あの、太ろうと思って太ったわけじゃないんだけど、いつの間にか太っちゃうんですね。そんで、仕方なしにダイエットするわけです。始めるんですけど、始めてある程度痩せると、やればできるじゃないかということで安心して気がついたらまた太るんですね。これ、リバウンドって世間ではいうらしいんですけど。
そんで、また痩せようと思って、そうすると二度目のダイエットが一度目よりかなりきついというお話で、相当頑張んないと痩せないと。で、やっと頑張って痩せるとなった時に、今度はリバウンドしないようにしなければ、ということで、それを、太らないようにダイエットをある程度維持していかなければいけない。ちょっとこう、終われないですね、ダイエットって。で、結果的にまた気がついたらまた太ってた、みたいなことになる。そうするとこれ、いつ始まっていつ終わるのかわからないんだよね、この肥満というのは。

ただ、現在がどちらかというと痩せている方にあるとか、現在リバウンドして肥満体型であるという現在にいるということだけわかって、その始まりと終わりがわからない。
で、この辺を遊ぶと、いろんなものが見えてくるんじゃないかなあ、というところから着想したんです。ええ。


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